渇きや 干からびがないのに 言葉が 染み込むことはない
何度でも 何度でも 何度でも 仕分けして 出すよ 君の商品 ダンボール 崩すまで
ユングには アドラーほど 即効性はないけれど じわじわ 時間をかけて 効いてくる
今日も みんなが仕事に出勤する前に マンションの廊下を 掃き出す お勤めご苦労さま
ここは 霊地 死者が眠る土地
風が 吹き出す 街は 慌て始める なのに 驚くほどに ぼくの心は しずかだ
その人が もう一度 仕事をやり続けるための その人が 再生する ひと言を 言えますか
お湯をはった お風呂の中で 潜る 10秒 20秒 30秒と 潜水する
和スパイスの やりにくさよ 以前 一番通路だった時は 前進を終えて あがれていたのに 今では それさえもできない
錆びつかせない ほこりをかぶらせない 生きとし生けるものと 共鳴するような そんな声を 出したい
一回ごとの 品出しに 全身を入れて やれますか
歳月は 人を変える 良きにつけ 悪しきにつけ 誰も その流れを 止めることはできない
俺が 誰だか すぐにでも 分かったら 苦労もない だが その人生は 生きるに値するだろうか
直に 出せ そのままの 思いを むき出しにして 出すんだ
伊右衛門 粉粉温湯 乳白紅茶 温々麦茶
人は 見た目を気にしないのは 無理なのかもしれない 今日 それを 深く感じた
深い言葉に アクセスするひとつの方法は 頭の中で 山に登って 山頂までの苦しみを 追体験することだ
小学生の頃に 人を疎外したことを ふと思い出して 人として よくなかったと 心苦しさが残る
売り場の 隙を観る 隙読みというのを 今 習得できないか 考えている
消耗した精神力を 回復するのは 詩の言葉だ
健常者にとって 別の健常者とは どういう存在なのか 精神疾患の 自分は 実は そっちの方が 気になっている
一段階 二段階と 力をつけてゆけば お前の見える景色は また変わってゆく
行き詰ったら 一行三昧 そこが出発点であり 同時に ゴールだ
Bプランで 生きようとしたら それが無理だと分かり 今は Cプランで生きている たぶん 生きてゆく中で さらに違う 自分も 予想だにしていなかった 道を 進むのだろう
気づいているかな 自分にしか見えていない 混濁があることに その部分に 自分の言葉を 照射するんだ
自分が良いと思ったものは ちょっと高くても 身銭を切るべきだ お金は 天国には もっていけないのだから
たまりにたまったレシートを ちぎる
みんな 後継者を 探してる みんな もうひとりの自分を 探してる
その仕事は 誠実に やれる仕事ですか
今日は 何事もない 一日を送った 明日からは また仕事だ 自分の力は 試せるだけ試したい そのためにも 自分なりの 生活の工夫を できるようにしたい