ターマーエッセイ

ちょっと、エッセイのコツが分かったかも。

テニヌ

 中学生の頃、はまっていた漫画の一つに

テニスの王子様」という漫画がある。

今も「新テニスの王子様」として

連載され豪快なテニヌをやっている。

 

「テニヌ?テニスじゃなくて?」

 

そう。テニスじゃなくて

「テニヌ」というのが

ネット上での評価だ。

 

一般的なテニス漫画と違い

現実的ではない、物理法則を無視した漫画なので

テニスではなく、テニヌと呼ばれている。

 

最初、テニスの王子様のニコ動のコメント欄に

「テニヌ」と流れてきた時、私は吹き出したw

 

「テニスの「す」と「ぬ」を入れ替えて

あたかも、そういう競技が存在しているかのように

とぼけている。なんてギャグセンスだ。」

と、笑った時に、こんなことを思ったわけではないにしろ

吹き出したのは、今でも覚えている。

 

漫画としては、キャプテン翼に近い要素がある。

つまり、自分のイメージを、想像力を駆使して

漫画の表現としてできる「技」を見せている。

 

そのためか、ギャグ漫画としてだけでなく

ちゃんとしたスポーツ漫画としても

読んでいる人は読んでいる。

 

イメージ力というものが、スポーツの

パフォーマンスに影響するという事は

今では特に変な話ではない。

 

事実、スポーツをやる人が

そのやっているスポーツの映像を見て真似したり

イメージトレーニングをすることは当たり前になっている。

 

その点でいうと「テニスの王子様」は

テニスをやってみたいと思っている人対象に

オススメできる漫画でもある。

 

「ゾーン」とか「百錬自得」とか

ちゃんと、テニスだけでなく

スポーツ全般に関係する言葉も出てくるし

大げさな話、この漫画は人生について

テニスを通して語っているように見える。

 

 ストーリーには感動させるものはないけど

「セリフ回し」は、秀逸であり、胸が熱くなる。

 

試しにいくつか取り上げてみる。

 

「そして俺は過去を凌駕する」(乾貞治

 

「僕に勝つのは、まだ早いよ」(不二周助

 

「その打球消えるよ」(不二周助

 

「このゲーム完全にオレが支配した!」(跡部景吾

 

「俺様の美技に酔いな」(跡部景吾

 

「たるんどる」(真田弦一郎)

 

「たわけが」(真田弦一郎)

 

どうっすか?どれも会話で使えそうなセリフでしょ?

テニプリしらん人は「・・・」だと思うけど

読めばそのセリフの面白さが分かる。

テニプリに限らず、漫画読んで「リアルで使ってみてえ」

っていうセリフあるでしょ?

そんな気持ちよw)

 

 私がこの漫画で大好きなチームは

不動峰」。

 

部長の橘をはじめ、伊武・神尾・石田

といった面々のキャラ立ちのよさ、と言ったら

何というか、もう~最高!!!

 

特に、全国大会の始まる前、

不二と橘が試合をするシーンがあるのだけど

橘が「よかよ。本気みせたるばい。

怪我せんごつ。」

というシーンの「ぴりぴり感」たら

ない。

当時、心の中んで「うぉぉぉぉぉぉ!!!豹変した」

と叫んでましたわ。

 

そのあと、猛獣のオーラの橘は

不二のヒグマ落としも

自慢のパワーで攻略して

ガッド(テニスのラケットの網の部分)を

突き破るという衝撃的なシーンが待っている。

 

これは凄かったな。

 

それまでも、まぁテニスの王子様

なんやかんやで面白いと思っていたけど

当時の思い出としては

この橘の描写は一番印象深いんですわ。

(画像出せないのが残念w)

 

 まぁ、今はスポーツもやっていない分

「スポーツをやるモチベーション上げ漫画」としての

役割を終え、今は「人生」本として読み直している。

たぶん、私が自己啓発本を読まないのは

この「バイブル」があるからじゃないか、と思うようになった。

これに勝る本は、ない、とか言ってみたりして。

 

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