ターマーエッセイ

一切が無関係

「胸キュンしない男たち」とか言って、スマホをいじる女への違和感

 これから言う事を

誤解なきよう

きいてもらえれば

幸い。

 

女批判の文章では

ないことをあらかじめ伝えておく。

 

スマホ社会になって

もう何年が立つだろうか。

 

外に出れば歩きスマホ

みかけないことはないし

中には自転車に乗りながら

スマホで電話している人もいる。

 

その是非は置いておくとして

最近、気になるのが

カップルが街から減った

という事実である。

 

東日本大震災があった時の

東京はサツバツとしていた。

 

私が通っていた大学のルートだけ

かもしれないけど

電車内は、不安と不穏の空気に包まれていた。

 

その時は、カップルも

それなりにいた。

 

それが、数年たつとだいぶ変わるもので

当時のっていた電車も、昔ほど

違和感を感じなくなっていた。

 

しかし、そのサツバツさがなくなった代わりに

何かに追われ、急ぐ人が目立つようになってきた。

 

そして、カップルが減った。(と感じる)

 

独り者のように見える人が増え

街から、恋愛が締め出された。

 

何がそういう風潮にしているのか。

 

 私は前々から

「ケータイ」や「スマホ」に対して

一つの疑問を持っていた。

 

それは、このツールが

「恋愛」に踏み込まない人を増やすのでは?

という疑問だった。

 

どうしてそう考えたかというと

このツールが、コミュニケーションを

気軽にした要素があるからだ。

 

相手が初めての人であれば

何をしゃべっていいのか分からない人もいる。

 

そういう時に、相手とメルアドを交換し

うちに帰ってメールで

「何が趣味なんですか?」とか聞けば

相手は返信してくれたりする。

 

こういうことに限らず

「お気軽さ」が、このツールの利点だったりする。

 

しかし「お気軽さ」は「便利さ」と同じように

その人の成長を妨げたりもする。

 

たとえば、掃除や料理、風呂焚きといった行為も

今では「便利な」ものがある。

 

それによって、人間は「めんどくさい」ことから

解放されたかもしれないけど

早い段階で肉体的に衰えるようになった。

 

それと同じことが

ケータイやスマホでも起きていると思う。

 

今まであれば、伝えるメッセージに時間をかけ

手紙や葉書を送っていた分

相手を思いやっていた部分がないがしろになり

多くの人たちが

自己中心的なメッセージを送るようになった

といえば、オーバーだろうか。

 

 それと関連して

タイトルにも書いたけど

あなたは、スマホをいじっている女性が

魅力的だと思うだろうか?

 

どんなに美人であっても

スマホをいじっていると私は「げんなり」する。

 

その人はどちらかというと功利的というか

打算的に人生を送っているように見える。

(恋愛は二の次で)

 

それを否定はしない。

 

しかし、少しぐらい「偶然」的な出会いや

ベタだけど、ちょっと「胸キュン」するシーンに

思いをはせてみてもいいのではないだろうか。

 

私の中には、有田哲平星野真里

やっていた「ベタドラマ」なるものの記憶が

ちょっと残っている。

 

それもあるせいか「運命」的な出会いに

憧れていた。

 

今は「それは幻想だったのかもしれない」

と思う時もあるけど、たまにふとこのドラマを

思い出し「いや、そうは言っても

日本人が恋愛を忘れるなんてことはないはず」

と思い直している。

 

これだけ言うと

スマホ・ケータイ有害論と変わらなく

聞こえると思うので

少し補足を。

 

私の仮説が正しければ

日本人が恋愛してないのは

ケータイやスマホの時代からではない。

 

バブルがあった頃もそうだし

お見合いが盛んだった頃もそうだ。

 

もっといえば、明治維新ぐらいから

日本人は「恋愛」という要素を

「イラナイ」ものとして見ていたのではないか

とさえ、考えている。

 

当時、日本は「近代化」に向けて

「富国強兵」「殖産興業」

ということをしていた時代だ。

 

この時代に「恋愛」が入り込める

隙間があったかどうかは疑問の余地がある。

 

当時、文学者でも「恋愛」について

書いた小説はあるけど、これが

当時の人々にとてもウケた

という話は聞かない。

 

おそらく、ごく一部の人しか共感を

もらえなかったのだと思う。

 

そうであるなら、今自分が

「恋愛しづらい環境」に置かれているのも

特に、嘆く必要はないのかもしれない。

 

だって、明治維新から脈々と受け継がれてきた

時代の名残なのだから。

 

 スマホをいじっている女性を見たら

こういう合言葉を唱えることを勧める。

 

「メイジ・イシン」と。

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