水鳴の人声観~苦楽の中で

自分の中にある言葉を形にしています。最近のマイブームは、鷹揚に、ごゆるりと、です♪

詩「時代」

時代なのか

当店での 雑誌の販売は なくなった 時代なのか

タコツボのような

タコツボのような この時代 誰が 誰を罵っているのかも 分からない 行き着く先の孤独を 経験しなければ ひととつながれないのか

自分自身が変わるように

えびカリを食べる 岩塚製菓は 自分が品出しの仕事をして以来 注目している 自分自身が変わるように おやつも 時代とともに変わる 自分自身が この場所を離れず いる限り 岩塚との えにしは 終わらない

心の底で

世紀末 末世 世界の終わり 言葉は違えど 今の時代を 象徴するかのような言葉たち でも ぼくらは 心の底で こんな悲惨な 胸を痛めるニュースを 増幅する絶望を 望んでいるのだろうか

あの時代に戻れるなら

おはじきを当てる遊び 散々やった 時間を忘れるぐらい 飽きることを知らなかった あの時代に戻れるなら

自分のための時間が

短時間雇用であっても 自分のための時間が ほしいと思うことはある これだけ 言葉が溢れている時代であっても 受け取れる言葉は ほんのごく一部 それを掬い取るかのように 受け取ること それが今できる 唯一のこと

大変な時代だ

ブロッコリーの値段の高さで お客様に怒られた 物価高で 倍近くになっているそうだ 大変な時代だ

どれだけの時間たっただろう

どれだけの時間たっただろう 病み抜いて 生き延びて 時代は 少しずつ変わってきて 鎖のような過去から 一歩ずつ 前へと 前進し続けた結果が 今だ

時代とともに

ビンから ペットボトルへ 商品の素材自体も 時代とともに 変わってゆくのだ

時代は

時代は みせるので 俺は みせない 秘伝のたれのように 存在を 隠すことで あらわにする

時代が問いかけている

時代が問いかけている 惜しみなく 人生を生きることを

時代をさかのぼると

時代をさかのぼると こんこんと湧き出る 水のイメージが 誰もを満たし そこにいる人達の 心を洗っている

自分で

つながれなかった 時代の事を思い 自分で その時間を味わってみる

どこか時代の古さを感じる

つまらなくはないけど 特別面白いかと言えば そうとは思えない作品を 目にしたときのもやもや お笑いでも音楽でも漫画でもそう スラムダンクも さらば青春の光も Adoさんも どこか時代の古さを感じる

懐を突いていくような

誰もが知っているミュージシャンに 敬意を払いつつも 彼らの時代をそっと終わらせるような 暗殺の詩が書きたい 殴るでもなく 蹴り飛ばすわけでもなく 懐を突いていくような そんな言葉が

俺は生き抜いている

潜り抜けた時代の数々 間違いなく 俺は生き抜いているのだから 誇りに思っていいんだ 何度も言おう 俺は生き抜いている

キースリチャーズの苦しみで

君の辛さは キースリチャーズの苦しみで 同じ時代を生きてきたから 一心同体なんだよね だったら 俺も一緒に苦しむから まだ希望を捨てないで

時代の檻から自由になって

乱打されないように 時代の檻から自由になって あっちへほいほい こっちへほいほいと かわしながら ワンツー フィニッシュ

ミスすることも多いけど

なかなか思うようにならないけど ミスすることも多いけど 前を向いて 地に足をつけ できる限りの力で 生活していくことは 時代を切り開いていくことになるんだ

時代とともに

時代とともに 歩いていくんだけど なぜか歩調が合わなくて 歩くのが辛い日がある 足は重くない からだの状態も決して悪くない だけど 歩き終わった後の充実感がないんだ

時代の波を

時代の波を 起こせるように どんな小さな波でもいい 自分の持てる限りの力を使って この世に 形あるものを残そう いずれ朽ちゆくこの身ならば せめてこの地球に生まれてきて良かったと 言いたいじゃないか

新時代もくそもない

口内炎は治った しかしこのぶり返す暑さに やられている ロシアの一方的な併合も 疲れを誘う 今ここに生きてゆくのはできる しかし本当にその視点だけ良いのか 全世界に散らばったピースを かき集めることなしに 新時代もくそもない

時代はヤワじゃない

時代を切り開くのは君だと言われても そんな力があるとは思えない ハサミとかカッターで ズバッと切れるほど 時代はヤワじゃない 少しずつ岩盤を穿つように 小さな穴を開けていく そんな作業だ 糸を通すように 前時代と今をつなげるのが ぼくたちの役目だ

次の時代のために

デザインが変わる 手塩屋も 亀田の曲がりせんべいも ぽたぽた焼きも 世界が変わってゆくように デザインもまた 日々 次の時代のために 変わり続ける

ネットにどっぷり浸かっている

時代の宿痾が ネット依存だとすれば 俺はもう心の底から ネットにどっぷり浸かっている 片時も離れられないわけではない ただ使わない日はない だから思う この宿痾は捨て去るものではなく ほどよく付き合っていくものだと 自分の弱さや至らなさと 付き合っ…

時代が変わる節目に立ち会って

時代が変わる節目に立ち会って 歯車の がたがたという音を感じる 新しいうねりと動きが 欲望渦巻く中で 始まっている 人の生活と実践こそが 少しずつ 少しずつ 世界を豊かなものにしていくんだ

時代が俺を呼んでいる

時代の誘惑に抗えない 時代が俺を呼んでいる

時代が迫っている

時代が迫っている 追いつき追い越せと言わんばかりに 見るも無残に 世界全部を飲み込むような濁流が押し寄せて 驚愕の展開なんて人は言うけど うすうす気づいていた人もいるんじゃないか 転換点の中 何がやれて 何ができる

行きつく先は

時代の荒波に 削られて丸くなった石ころ ころころと転がりだして 行きつく先は ほんのわずかな先の未来で 動けなかったときは 角があった それを荒波にさらして 練磨練磨の日々 たどり着いたのは 誰が見ても分かるような まんまるの石ころで もうどこへでも…

時代の荒波にもめげず

時代の荒波にもめげず ただひとり前へ行く 時々絡めとられる足 重くなるからだ 目が覚めた時の首のハリ そんなことがあっても いったん休むことはあっても 僕は歩くこと自体はやめない