とどまることを知らない 殴られたのは俺だ
邪悪さを身にまとった絶対の狂喜 蹴られたのも何度もある
惨めさを通り越して かつての流れが淀む
居着いたその場に 楔のような得体のしれない封鎖状況
世界は壁？ ベルリンの高さほどある強固さを持つ
もはや笑えない
笑いが起こる これは問題ない
嗤いが起こる これは苦痛だ
存在を鋳型に押し込めようとする嗤い
生命に躍動を与えてくれる笑い
違いは一目瞭然だ
場違いと思えたら 楽になっただろうに
気狂いが起こったら 破滅していただろうか
時限爆弾 いつか爆発するなら
今ここで 凍てつくような冷徹さをもってして
その導火線を解除せよ
一線を引かなければ
頼りになるのは 腕力か 圧力か うんなわけない！
人には言葉がある
そこを捨ててしまったら 世界は通りすぎるだけだ
踏みとどまれ 通過する急行電車に打つ手はないとしても
ポイントゲッターになるには密にある隙間を考えろ
狙うんだ 会心の一撃を
