渇きや
干からびがないのに
言葉が
染み込むことはない
何度でも
仕分けして
出すよ
君の商品
ダンボール
崩すまで
ユングには
アドラーほど
即効性はないけれど
じわじわ
時間をかけて
効いてくる
今日も
みんなが仕事に出勤する前に
マンションの廊下を
掃き出す
お勤めご苦労さま
ここは
霊地
死者が眠る土地
風が
吹き出す
街は
慌て始める
なのに
驚くほどに
ぼくの心は
しずかだ
その人が
もう一度
仕事をやり続けるための
再生する
ひと言を
言えますか
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