詩「弱さ」
熱が上がり 辛さも増して ぼーっとした状態で このキーボードを打っている 時折悪寒のようなものがして 寒くなってからだが疲れていたんだと知る 弱さは厳然としてある それを強くしていくことは 私にはできない 私にできるのは 弱さを介抱しながら ただ共に…
弱さがなんだ もう一度立ち上がることを可能にするのは 弱さなんだ もしも人が強いままいたら どこかでぽきっと折れるだろう 弱さがあるから 人として再び歩き出せる
自分の弱さを抱きしめて 決して強さに折れることなく 決して弱さを誇示するわけでもなく 疲れた時には疲れたなあと言い 息を整えて ゆっくり休んで 時代が動くと同時に 自分の世界も少しずつ 変わってゆくから