水鳴の人声観~苦楽の中で

自分の中にある言葉を形にしています。最近のマイブームは、鷹揚に、ごゆるりと、です♪

詩「今」

どれだけの時間たっただろう

どれだけの時間たっただろう 病み抜いて 生き延びて 時代は 少しずつ変わってきて 鎖のような過去から 一歩ずつ 前へと 前進し続けた結果が 今だ

暗い気持ちになろうとも

暗い気持ちになろうとも まだ見ぬ光を目指して 今日も実りある一日を 少ない時間でも やれることをやったなら 今日の終わりに 良かったと言えるから

太陽の柱が

太陽の柱が すっと立って 夕焼けが滲んでる あてどもなく 歩き続けた日々が 今を貫く 一撃必殺の剣はないけれど 日々のそうした生活が ぼくらの胸に刻まれて

新時代もくそもない

口内炎は治った しかしこのぶり返す暑さに やられている ロシアの一方的な併合も 疲れを誘う 今ここに生きてゆくのはできる しかし本当にその視点だけ良いのか 全世界に散らばったピースを かき集めることなしに 新時代もくそもない

届けよこの歌

それをそれとして 自分に与えられた運命だと思い ダンスを続けていく かつて見た風景は 今もまた夢の中で出現する 酔うのではなくて 波紋を広げるように ひとりの心に 届けよこの歌

今この瞬間に轟け

書けない というか書きたくないのだ 渾身の一撃をくらうような そんな詩が書きたいのに 昨日と今日をないまぜにして 今この瞬間に轟け

そんな長い距離を歩いてきたんだね

下着がおっこちてた 誰も拾わない 誰も拾えない 数々の落とし物が運ばれていく 交番や電車の構内の部屋や 大事なものはふとした時に おっこちて 困り果てる今があって 見つかって安堵する今があって 大事なものが返ってくるとと同時に 追われていた時間に気…

時代の裂け目に落ちた人達

時代の裂け目に落ちた人達 そこにロープを下ろして レスキューする救急隊 二度と仕事なんかしたくないと 思った人たちの心の氷を溶かすための言葉を 今用意しなければ

今を存分に踊ろうよ

もうあの頃には戻れない けどまた逢えるから それでいいじゃないか 昔の思い出はタイムカプセルにしておいて 今を存分に踊ろうよ

新しい今だ

運命が君に微笑むとき 君も運命に微笑む 踊るだけ踊り切った先に 見えてくるのは 過去でもなく 未来でもない 新しい今だ

あてどもない日々を過ごして

あてどもない日々を過ごして 色んな所に頭をぶつけて どうにもならなくなって 病気になった でも今思うと どうにもならないんじゃなくて 自分で自分を追い込んでいただけだった だからこそ今は逆の 自分を高みへ連れていく毎日を過ごしている

前に進むんだ

前に進むんだ 周りのことへの意識を切って ただひたすら今に集中する 頭の中のノイズを かき消すように しかるべき時が来た時 あなたはよろこびがなんたるかを知る

全てを忘れるかのように

果てしない道のりが 見えてしまう その未来にふたをして 今を この一瞬一瞬を 刻むように 強烈なスポットライトで 全てを忘れるかのように

ただこの瞬間を楽しもうぜ

今歌っているんだから 未来どうなるかは 関係ない 過去どうであったかも 関係ない ただこの瞬間を 楽しもうぜ

この一日を締めくくるんだ

踏破できなくても 今だけに集中して 全てを凌駕していければ それで良いんだ 今この瞬間を 心底味わって この一日を締めくくるんだ