間違えても 歩くんだ 失敗の材料は 明日の糧にして 歩いて歩いて 食べて寝て サイクルの中にある 充実こそが 歩くということだ

歩き通すだけの 君がいるか 歩き疲れる中で 歩かずには いられないと また再起できるか 明日の方向に 歩みを進められるか

近づくことは できない ただ一緒に歩くだけだ 同じ道のりを ただひたすらに 歩くことのできる 距離とともに 見果てぬ夢とともに

うろこのような雲は 微妙に動いている ぼくも同じように 歩いて動いて 笑ってる 姿かたちは違えど 向いている方角は一緒だ 行きつく先は同じなんだ さぁ南へ

たしかめるように 歩いてゆけたら どすんどすん 歩いていくんじゃなくて さわっさわっと 将棋の駒を 一つずつ進めるかのように 歩いてゆけたら