2022-11-21から1日間の記事一覧
思いがけない 記憶のかけらが 人と話す時に 使えたりする 今も眠ったままの奴もあれば 頻繁に登場する記憶もあって 色々あるけれど 人が生きている限り 新しいかけらが 次々と生まれていくんだ
そうそうたる苦しみを持って 道々をいく 十代 二十代の もう思い出すこともできない 記憶のかけら達 必ずや 生き抜いた先に 本当の歌が待っている
橋を下るとき 歩いてきた方向を 振り返ると 金属の二本の棒が 鎮座している まるで 自分を見送るかのように
駆け出す君に かける言葉はなくて 慌てて生きることは ろくなことがないと 伝えたいのだけど もう君の姿は見えなくて 二度と会えないんだろうと 思うんだ