その誘惑が 命取りになるかは 自分しか知らない 暑く気怠い夜に ふと 頂上に登り詰めたので

獣は どこにでもいる 誘惑が あなたに影を 落とすことになりませんように

悪魔の誘惑が 下へ 下へと 伸びてゆく 盛りの時期が過ぎたというのに まだまだ健在なのは不思議だ

内なる岳に登れ そこにしかない 秘密の歴史箱が 見つかるから

やはり歌うことは やめられないのだ これは欠かせないものであり 無くてはならないものであり 忘れてはならないものなのだ

フックで 人がひきつけられると 本当に思いますか

ぽたぽたと 水が落ちゆくかのように 言葉を紡げたら

眠りから覚める 起きてまた仕事に行く その繰り返しで あなたが作られていく まだ見たことのない あなたになってゆく