わたしは いま ここにいる 誰とも 似ても 似つかわない この場所に いるから
時折吹く風が この暑さを ひととき 忘れさせてくれる 苦しみのさなかに ちょっとした 安らぎがある
ひっくり返る蝉 起き上がるよう誘導する自分 またひっくり返る蝉 三回繰り返され また背中を アスファルトにくっつけてる蝉 この蝉はなんだろう
朝 冷房が切れていることに気づき そそくさと もう一度スイッチを押す この冷房も 決して新しいタイプではない いつか使えなくなる日も来るだろう そんなことを思うのです
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