現実をいかにして作るか ささやかな願いを込めて 今日も この動画を見る

突きつけられた現実は 絶対零度の不動のものなのか カラオケの部屋選びにしても 夕飯の献立も YouTubeで見る動画も 自分で最良のものを 選べるんじゃないか

夜が唐突に あいさつに来た わたしを知っているか わたしは知らない と答えた わたしは早寝なので とさらに続けて言った そうか と言って 夜は去っていった

ひとり暮らしで 時々作ってるのが ひらたけと豚肉のシャンタンスープ 今日はそこに うどんを入れた 素材から出汁が出て 繊細かつ複雑微妙な味わいです

毎日毎日 出し続けていく日々 この世界の終わりは 誰も何も出さなくなった時 誰かが何かを出し続けている間は この世界は回っていく

四分程度の一曲で、 お腹いっぱいになることが、 あるんです。

切り出した言葉に 次の言葉が 連鎖して 会話が続く 止めどなく 人は 次の言葉をつなげる

こつぶっこを おやつに食べながら 職場の同僚に教えてもらった COMPLEXを聴く 俺の中の 内なるメロディーが 甘味と苦みが 錯綜する

自販機で 買った缶が ちょっと潰れてて 人の心も 潰れることを思い出す いついかなる時も 人は 傷つくことがあるんで 時に人は 金属で加工して 全身を鎧で固めたりもする 本当は そんなことしなくても 良いんだけどね

昨日は 整形外科で 待ちくたびれて 疲れたのだ ただ 待つことの 難しさよ 誰が知りえるか