ここが俺の聖地で ここが起点で ここが出発点だ ここにしか生えない雑草があって ここでしか歌えない歌があるから

料理だけじゃない 生きるということは 実験であり 材料をこれでもかと 吟味して その力を引き出すんだ

夢の中で おばあちゃんが 僕を呼ぶ声がする すぐいなくなるのだけど あれはまさしく おばあちゃんの声だった

蝶が舞い 鳥が飛ぶ 虫が歌い 犬が休む 土手の世界は 実に いわく言い難い喜びがある

進退窮まる現実に いくらやっても 動きようがない現実に いくども 打ちのめされて 立ち上がれない時だって 現実にはあって それでもなんとか 前にだけは進みたいので 今日を生き抜くのです

冷房時期 終了近々 朝焼来迎 今日始始

朝 はくばくの麦茶を飲む 温かい液体が 体内に浸透してゆく