今日が終わり 朝 また 明日が始まる そして 必ず いずれ 本当の終わりがくる その時がいつ来るかは 誰にも分からない けど それは必ずくるんだ

小さな波が やがて 全てを飲み込む 大波となり 人は海の藻屑となる だが 決してそれで死ぬことはない 自分のちっぽけさを知り 海の巨大さに畏怖する

世界の呼吸を知ることで 自分が 斬れないと思っている鉄でさえも 斬ってしまうことができる

言葉を刃物のように 凶器として振り回すのではなく 剣として 守るべきものを守るために使うように 声もまた そういう使い方ができたなら

町田康さんが ほんとのことを書く上で 大事なことを 言っていた 俺にも それができるといいな

職場の同僚から ある話を聞いた その人は それまで煙草をやめていた しかし 両親が亡くなったことが きっかけで 煙草にまた依存するようになったと 依存とひと口で言うが その根は深い