水鳴の人声観~苦楽の中で

自分の中にある言葉を形にしています。最近のマイブームは、鷹揚に、ごゆるりと、です♪

詩集

ぼくは

くだけちる骨 ぼくは それを 拾い上げる

ぼくは

死に別れた お爺ちゃんを 思い出して お祖母ちゃんも 思い出して 思い出せない記憶 とともに ぼくは 平穏を祈る

機嫌の良さが

機嫌の良さが 歌にも 現れていて 誰かの 乗り物になれても 辛すぎたら 意味がないよね

生きれば生きるほど

仕事も 生活も やるだけ 要領がよくなる自分と それらに 手間暇と思考を さらに めぐらす自分がいて 結果 生きれば生きるほど 生きるのが楽になるとは限らない

歌から

自分をどれだけ励まして 啓発しても だめ なら 一回 歌から 離れてみよう

ああ

ああ 俺のマンションの前にも スーパーの トクシマルの 移送販売の車 きてくれないかな

仕事と

仕事と 生活に 忙殺され かなりのエネルギーを使い 歌をやろうという気が起きない

30代に突入して

30代に突入して 性欲が減退した 中学や高校の頃のような 猿のような 春風が吹くと屹立するかのような 力はない せめてもの 対応策として にんにくのすりおろしの奴を 買ってみた 仕事も歌も 性の力なくしては やり遂げることはできない そういえば あのか…

ひとり暮らしを始めてから

ひとり暮らしを始めてから もうすぐ一年が経つ 住民票の手続きを 少ししたらしようと思うのだけど まだ住所を覚えていない なので 住所が書かれた物件の紙を探す しかし いつもところにない ない ない ない 探しに探して なくなるはずはないと思い直し そう…

自分の中で

自分の中で 小画面と 大画面 ふたつの視点を持つことで 品出しの精度が上がると思うよ

記憶が

記憶が 思い出せない そんなアルツハイマーの人のため 歌う歌

ミリ単位の進歩の

何かに取り組むことによる ミリ単位の進歩の 喜びがあったりなかったり

自分に

自分に 鞭を打たないで 労りの言葉を かけてあげられるかな

もう駄目だ

もう駄目だ 歌えないと 思いました

微妙に

精神と 心は 微妙に 違う気がする 精神力とは言っても 心力はあまり使わない

安らぎこそ

安らぎこそ 最上なる境地 紙ちぎりでさえも 集中すれば それに至る

三年後を

三年後を 見据えて 五年後 どうなっているか

唯一無二の

唯一無二の 取り組み方が 君にも あるはずだ

飲み続けていくと

飲み続けていくと 伊右衛門の 渋みが 少しずつ 分かってくる

伊右衛門を

伊右衛門を 今日も 飲む

自信がない

自信がない という自信がある

いつも

いつも 品出ししている商品から 記憶を読み取る そんなことが できたら

なぜ

なぜ 休憩時間に こっそりと ロッカールームで プロテインバーを 食べているところを 人に観られると 恥ずかしく 悪いことをしている気分になるのか

今日はどんな日になるだろうか

朝 今日も 恒例の掃除だ 暖かくなってきたからなのか 廊下には ありさんが 何匹もいる それをよけながら 掃き出す 今日はどんな日になるだろうか

毎日

毎日 一日一再生されたら 作り手にとったら こんな嬉しいことはない

一件落着である

紹興酒を聞かれて 分からなかったので リーダーに聞いてみたら 副店長なら知ってるかもと言われ 探し回った 結果 秘密部屋にいる副店長を見つけ 紹興酒のありかを 教えてもらえた 一件落着である

明日という掃除機に

明日はやってきて ないんだとしたら ぼくたちは 明日という掃除機に 吸い込まれ 翌日 その人自身の 世界線に吐き出されるとしたら 今日と 明日は 似て非なるもの

難所越えが

突き当たった 難所越えが やれるか

鮮魚は

鮮魚は 目利きの仕事だと ある人は言う 魚でも 個体差があり どれも違う 新鮮で 質のいい魚を見分け 仕入れて 売価をつけるのが ぼくの仕事だと ある人は言う ぼくは ここまでの仕事をやってはいないけど 他部門の こういう仕事観は 学びになって 明日の励み…

俺も

ゾロが 名刀に見出されたように 俺も 評価の束に踊らされないで 自分の声に恥じない 生き方がしたい