水鳴の人声観~苦楽の中で

自分の中にある言葉を形にしています。最近のマイブームは、鷹揚に、ごゆるりと、です♪

2022-06-01から1日間の記事一覧

井戸水を掬って

井戸水を掬って 今日は非常に冷たいと感じる でもいつの日か この水を触った時 温かいと言える日が来るから

世界の本性は

世界の本性は 山盛りの洗濯物で 重労働感は拭えない 雨が降って洗濯できない日の翌日は ムクドリが目覚めの挨拶をしてくれるその日は 自分が生活を丁寧に送る日 歌よりも詩よりも 洗濯物を干して畳むこと

足跡が残ってるよ

足跡が残ってるよ 毎日の繰り返しで 自分自身が気づいてないほどに そこで歌い 疲れ もう一度歌った痕跡が 記憶となって 不可欠な色彩を描いている

alone

ひとりぼっちで居続けた日々 自分に向かって話しかけ 自問自答を繰り返していた 分かったことは 他者に開かれない孤独は 自分の考えを凝り固めるだけだということ 個室の中に居続けるようなもの 固執し固陋していくプロセスが 自分の大学時代

ここが難所なんだから

夢見がちな僕らだけど 現実はあまりにもかけ離れていて やってもやっても むしろ後退さえしているようにすら感じる しかしここでやめるわけにはいかない ここが難所なんだから 山も二合目 三合目 脱落する人がいる たしかにここを乗り越えても まだ険しい道…

三年目の苦悩

三年目の苦悩 強烈なスポットライトを あてることが難しい 時々はできる 瞬間に入ってる しかし 多くはない 陽の目を浴びずとも ただそこに集中できるか

角らしき角が見つからない

苦しみながらも 頑張れば どこかに到達すると思っていた しかし 角らしき角が見つからない 一年目も二年目もやり切った 三年目にして 疑念が頭をもたげる