水鳴の人声観~苦楽の中で

自分の中にある言葉を形にしています。最近のマイブームは、鷹揚に、ごゆるりと、です♪

2023-05-31から1日間の記事一覧

百村の中にある思い出

百村の中にある思い出 飲みすぎた牛乳 無言の圧力を出す父 宙に浮かぶテイッシュペーパー 電子ピアノでの演奏 拾った四葉のクローバー 暗闇と 急な斜面 渡れなかった信号 遊びに行った家の間取り

同じところを

20数年住んだ押立を離れ 同じ稲城でも 塚戸へ移動した 押立の前は 百村だ なぜだろう 数年後には 地元から離れることを選ばず また違う地名の場所に居る気がする おくのほそ道は 歌枕の地名へ旅をしたが 自分は 同じところを ぐるぐる回るのが好きらしい …

一言が

声が消えることもあるならば またつけることもできるはずで 誰かのための 一言が 他人事ではなく その人の胸に届くのだとしたら 言わない手はないだろう

惑える子羊が

惑える子羊が 行く当てもないので 肩を固めながら 直進するのです

今日が終わるのです

天気がどんより 誰かの心に 不安がよぎる 悲しい気持ちも また浮かんできて このまま 変わらないまま 年を取ってゆくのかと 呆然としたり なすすべもないまま 今日が終わるのです

念入りな仕込みが

念入りな仕込みが 次の歌に生きるから