水鳴の人声観~苦楽の中で

自分の中にある言葉を形にしています。最近のマイブームは、鷹揚に、ごゆるりと、です♪

詩「明日」

また僕は僕でいられる

毎度おなじみのフレーズに 来るべき未来の言葉を付け加えて 不完全で未完成な ドッキングをする 明日のために何ができるか 朝のひかりが入ってくるから また僕は僕でいられる 日々の繰り返しの流れの中で 飛んで行ったボールの行方を 静かに見守る

明日が来るたびに

明日が来るたびに もういっちょ生きてやるぞと 自分に言い聞かせて ご飯を食べる食欲はあるか シャワーを気持ちいいと感じる感覚はあるか お通じはすっきりしてるか 黄緑色のくさっぱらを走っていたあの頃のように 明日もまた転がっていくんだ

歩くだけ歩いたら

歩くだけ歩いたら また明日歩こう それ以外の道はないのだから またのお越しをお待ちしておりますの橋のエールとともに 鳥たちの声援を受けて また明日も 生活は続いていくのだから

あっけらかんと語る日がくるから

今日不在の着信履歴が 混戦模様のデットヒートが シクラメンの香るあの時期が 到底絶え間のない僕を作る 明日には笑ってるよ 明後日には軽やかに踊ってるよ 明明後日なんてもう逃げ切った 後日回顧談として あっけらかんと語る日がくるから

生きていることの芯を失うことはない

ハートの中のぬくもりを 大事にしていれば 生きていることの芯を失うことはない 消えることのない幸せの中身が 明日の支えになる

明日の天気は晴れかな

明日の天気は晴れかな それとも雨かな 君の心の状態はどうかな 曇っている? それもずっと なるほどね それは嫌だよね 僕も歌の調子がいまいちなんだ 曇天が続いてて なかなか前に進まないの どうしたら良いんだろうね

あたかも

あたかも 明日があるがごとく生きるのではなく 今日しかないと思って 生きることができたら どんなにカッコいいだろう 明日はくる でも今日一日を クリアするのではなく 十全に生きることができたら

今日を信じ抜く

紛れもない明日があるのなら 今日を懸命にやる 一世一代の人生ではないからこそ 全てを含んだものとして 今日を歩きぬく 自分が信じられなくても 今日を信じ抜く

前に進むことだ

明日の世界は どうなっているのか それは今日は分からない 大人になるということは 分からないながらも 前に進むことだ こうなってほしいという期待を 拭い去ることだ 行けども行けども出口はなくても ただ進め

とりたてて希望がなくても

明日が問題なく来る人達だけで この世は成り立っているわけではない ことのほか そのことを忘れてしまう とりたてて希望がなくても これといった絶望がなくても 明日起こることに 目をみはろう 緊張を少しずつふりほどいて

明日がくるんだから

明日がくるんだから 今日のことは終わりでいいじゃないか ちょいと心の栄養をとって 備えよう 散々な目にあったって 寝ればだいたい消化できる チューインガム的な味気ない日常と 連れ添っている犬に目配せしながら

明日がくることはないかもしれない

破壊するだけ破壊して 無残な姿を見せた建物 明日がくることはないかもしれない それでも祖国を守るために戦う人 昨日の夜は何を食べただろう 今日の朝はいい天気だった あなた達は未来のために戦ったんだ そう言える日が来るまで歌おう