水鳴の人声観~苦楽の中で

自分の中にある言葉を形にしています。最近のマイブームは、鷹揚に、ごゆるりと、です♪

玉置浩二さんの声の分析

①「噛みしめるように歌う」。

 

本人は、「ささやくように」歌う

と言っているが、聴いているこちら側からすると

「噛みしめるように」歌っているように思う。

 

一語一語、丁寧に歌うことは

意識的にやっている歌手はいるが

玉置さんは明らかに、一語一語「噛みしめている」。

 

②「息を混ぜる」。

 

これは、レッスンでも指摘されたが

歌う際に、声に息を混ぜているのが特徴的。

 

私自身は、この歌い方が好きでよく真似ているが

「力強さ」という点では、「息混ぜ」の声は

出ないので、玉置さんもやっているように

「声の使い分け」が重要になってくる。

 

③「泣きの声」。

 

これは、特に張り上げるところらへんで

使われるが、「純情」などを筆頭に

声色に、泣きの成分を混ぜて歌っている。

 

玉置さん本人が、悲しい場面を思い出しているかは

実際には分からないが、フースラーメソードの本で

指摘されているように、泣きの声で出すと

高い音が出やすくなるというのは実体験として理解している。

 

私自身、音楽の「学問」的な知識は薄いし、

ユーチューブでもボイトレ動画を見あさることも

ほとんどないが、ほかにも玉置さんの

ビブラートやファルセットなど

いろいろ、指摘できるところがあるのかもしれない。

 

ちなみに、レッスンの先生に

こういうタイプの歌手を練習するといいよと言われたのが

布施明森山直太朗、そして宮本浩次さん。

 

今は、宮本さんの「桜の花、舞い上がる道を」

を時々練習している。

 

これからも、真剣かつ丁寧に

歌の日々に励んでいくぞ。