水鳴の人声観~苦楽の中で

自分の中にある言葉を形にしています。最近のマイブームは、鷹揚に、ごゆるりと、です♪

詩「時代」

慌てないでいいよ

待ってくれ 置いていかないで 時代に追いつかなければ いけないという先入観に 踊らされていた学生時代 テレビという流行を見ながら 焦燥感に駆られていた 今なら言える 慌てないでいいよと

本当に必要なんだと知った夕方

時代の波に翻弄され 行き場を失った 荒波に押し流され たどり着いた先での わずかな交流 生きてゆくためのねばり腰が 本当に必要なんだと知った夕方

待ってるのは地獄か天国か

時代に揺さぶられた人たちの 行きつく先の地点はどこだ 待ってるのは地獄か天国か それとも淡々とした日常か 変じて興じて 一切合切を刻んでいって

熱き思いがこの時代を動かす

向いている向いていない そんなのは関係ないかもしれない と言われたその日の午後は 土手に出て 熱唱していく 世界がまた変転していくのなら 歌もまた変わって 変わり続けていくのだろう 熱き思いがこの時代を動かす

まだまだ諦めちゃいけない

泥まみれになっていたとしても 令和の時代で 世界が終わったという風に 言わせたくない そのための一票を投じてきた まだまだ諦めちゃいけない 未来永劫 苦しみがなくなることはないだろう しかし 政治によって招かれた社会問題は 少しずつ解決していくこと…

肩パンが流行った時代

肩パンが流行った時代 若人は暴力性を発露していた その暴力に晒されて 苦しめられた人もいるだろう そういう野蛮な文化は ルールの中でやるから面白いのであって 同級生に対して気軽にやるもんじゃない

時代錯誤と言われても

時代錯誤と言われても 貫き通したいものがあるんだろう いやむしろそれもないのかもしれない 煙草に火をつけるように 電源をオフにして 次の世界が立ち現れるのを待つ

時代の裂け目に落ちた人達

時代の裂け目に落ちた人達 そこにロープを下ろして レスキューする救急隊 二度と仕事なんかしたくないと 思った人たちの心の氷を溶かすための言葉を 今用意しなければ

くぐってくぐってくぐりぬけて

時の試練にかけられて 言葉は真の力を帯びる 逆にできたてほやほやの言葉は まだ完成していない くぐってくぐってくぐりぬけて 炙られて冷やされて その後 時代を象徴する言葉となる

そしてその日々

カッコいいフレーズが流れて 僕はこの中で歌いだすことを 妄想する くだらないとさえ思うこともある この時代に カッコよさを追求することの意義 そしてその日々

没時代というか

流れてゆく時代 各々がそれぞれに 好きな時代を持っている 時代と時代は重ね合わせてゆくこともできるのに なぜか分裂したままだ 危機の時代と言われて久しいが 時代という言葉自体が 危機に瀕している 没時代というか 人が埋め込まれていた時代の檻の施錠が…

この最高の遊びを

この最高の遊びを 楽しみ尽くして 味わい尽くして 行けるところまで行ってやろう 心の奥底にある何かに たどり着くだろう 何世紀もの時代を潜り抜けた奇跡が そこにあるんだ

世界を打ち破る力よ

世界を打ち破る力よ 我に授けよ 高みを目指した先に 何があるのかは分からない それでも この時代の流れに 負けないだけの言葉を 少しずつ 分け与えてほしい

人は何を学んでると言うのだろう

マッドレー海戦を戦った人たち 戦争で創痍を蒙り 幾度もなく 惨劇を味わった時代 一周して またそれが繰り返されるなら 人は何を学んでると言うのだろう

愛なき時代に

自滅するんだろうなと思って ツイッターを眺めていることもあるし この人もうちょっと呟かないかなと思って 見ている時もあるし 愛なき時代に 愛を求め乞う人々 それを横目に見て 注目されないと辛いんだなと 自分も含めて思う でも ある人が 友達なんかいな…

その問いを捨てる

鋼の肉体を持つことを夢見ていた小学生 それが叶わないと知った中学時代 それでも何とかスポコンで 限界まで頑張った高校時代 目指す方向が違うのではと気づいた大学時代 病気になったその後 強さとは なんなのか 考えていた時期 出てきた答えはない 自分な…

時代は変わってゆくけれど

インコが近くの木に止まってる 枯葉が転がってこちらに迫ってくる 階段脇のところで手をあてて項垂れてる人がいる 路地とまでは言えない店と店の隙間がある 時代は変わってゆくけれど 小さな発見は 毎日のように見つかるんだ

四半世紀生きたことで

四半世紀生きたことで 25年というのは こういう歳月なのかと イメージがつかめた 時代は回るというけれど 時代は動き出すというのが 実感的にある この世の終わりが来る前に この世が終わることを終わらせよう まどろんで目覚めて今日も一日が始まる

どんなに無力感に苛まれても

どんなに無力感に苛まれても 自分の心を回復してくれる音楽がある ハイキュー!!の楽曲は そんな時の清涼剤だ 鼓舞し 力を補充してくれる この先 時代が進んでも この音と共にあるだろう

この味だけは変わらない

麺とからめるソースが 濃厚で美味しい これがうちの本場の味 カルボナーラ 少年期 青年期 中年期と 時代は変わってゆくけれど この味だけは変わらない

生き延びたいという意志はあるか

時代が 人が 変わりゆく運命か それとも 過去の栄光を引きずっている人たちのために 生きてゆくことを選ぶか まだ分からない未来があって 食糧難も今後起こるかもしれなくて なにがあっても 騙されたとしても 傷ついたとしても 生き延びたいという意志はある…

何が楽しいか

時代の先端を行く人もいれば 一番後続にいる人もいて 一見すごそうに見えない人が すごいことをしていたり そんなことがある 人気を集めるのが好きな人もいれば 陰でこっそりやっていくのが好きな人もいる 何が楽しいか そこが一番の判断基準なんだ

小さな変化が起こるんだ

この世界の変像を知らない 寄る辺なき民衆たちは 確固としたものとして 変わらないものとして この時代を生きている だけど 本当は少しずつ変わってゆく 自分を出してコミットしていくことで 小さな変化が起こるんだ

なめくじとの出会いのように

足掻き続ける君の態度に 僕はもう一度立ち上がることを選んだ 時代が移り変わっていこうとも 稲妻のような 世界を揺るがすような声が 僕にも出せるはずだ 間違いなく言えるのは 雨が降ってる時も 郵便ポストの中にある ビニールに包まれた新聞紙の上にいる …

この歌に込めて

まっさらな気持ちで歌うんだ 濁った心持ちでは 混濁した頭では いい歌も歌えない 時代は移り変わるけど 自分だけの変わらない思いを この歌に込めて

alone

ひとりぼっちで居続けた日々 自分に向かって話しかけ 自問自答を繰り返していた 分かったことは 他者に開かれない孤独は 自分の考えを凝り固めるだけだということ 個室の中に居続けるようなもの 固執し固陋していくプロセスが 自分の大学時代

それが人間性だ

時代が下っていくにつれて 手に入れた文明の利器 しかし何かがない 過去の歴史に出てきた人たちが 持ってないものを持ってるのに 何かが置き忘れられている それが人間性だ

時代はこの流れに沿って

時代はこの流れに沿って 前へ後ろへ ぐるぐるぐるぐる 流れるプールのように 回っている まずはじめに 流れがあった そこに水が流れた 溢れかえる人達 そのぐるぐるを楽しんでいる

苦しい時代がこないように

強まる雨 強まる風 どんな時代が来ようと 生き抜いて見せると思う同時に できることなら 酷く 苦しい時代がこないように 日々生きていきたい

進んだり戻ったり

逆流する時代に 逆行する時代に 逆走する時代に なにが起きているのか 螺旋階段のように 進んだり戻ったりして 歴史は進んでいくというけれど 本当にそうなのかもしれないと つくづく思う今日この頃